学校の校庭や校門付近には、決まって石碑や石像があります。
学校に通っていた頃は、注意深く見届けることをしなかったのですが、
学校に縁がなくなった今、そのありがたさが骨身に染みます。
今回は、そんな私の石像ベストコレクションをまとめようと思います。

愛媛県の今治市の廃校にて。
石像の王道と言えば、ニノさんと相場が決まっています。

ニノさんの別カット。
石像はジーンズと同様、年月の経過と共に味が出ます。
今治ニノさんは、神聖な雰囲気を感じさせます。

これはニッポンの廃墟の使い回しです。山形県の廃校です。
この石像を見ると、なぜか天晴れ(あっぱれ)という言葉が思い浮かんできます。
殿様とかが使う「よはアッパレじゃぞ」というヤツです。
荒ぶる日本海と松の木をバックに祝杯をあげる若き学徒。
私の石像コレクションの中でも1、2を争う逸材です。

これは京都府京丹後市の現役の学校で見つけました。
はばたけ。潔い命令形のメッセージです。
私は、奇形の幼虫のように地底を這いつくばっていて、
はばたけない人生を過ごしています。

今にも大空に翼を広げ、はばたいてゆきそうです。
パタパタパタ…(羽ばたきの擬音語、Xジャパンとは無関係です)

こちらは趣が異なっています。沖縄で見つけました。
「友情」。
キン肉マンのキャラかしらん?

やや前のめりな感じです。

ペガサス、でした。

友達の輪ひとつの心。
「そんなものは、この世にないのだ」
と、集団の左から2人目が言っていました。

全体は、こんな感じです。

さて、石像の国宝と称しても過言ではない廃校が、
宮崎県にありました。
まず、この苔むした動物たち。
「望郷」と名付けてみました。

ミイラになってしまっています。

アシュラマンみたいなヤツです。

石像の土台に顔が埋め込まれています。

誰が通っているのかサッパリ検討のつかない学校でも、
「学校と名乗るからには、石像の発注からはじめなきゃな」
と、石像を設置。

「……。」
学校の石像を見る、という趣味は、
ここで終止符を打つこととなりました。
…とても残念です。
(酒井)