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2008年09月25日

飯田市のアウトロー、つちや先生 〜前編〜

鹿児島県の気狂村は、読んでくれたかね。
久しぶりにコメントがたくさん届いて、僕はうれしかったっす。
画面の向こうのみんなと僕を結ぶ合言葉は、キ・★・ガ・イ・なんだね!

今回は満を持して、二匹目のドジョウを狙い撃ちします。
ユーたちが好きなモノはじゅうぶん分かったよ。

その昔、「本物のキ・★・ガ・イを知ってるかい?」(2005年9月)
というタイトルで書かせていただいた、
長野県飯田市を3年ぶりに再訪してきました。
こういうのスキでしょ、みなさん!


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あれれ、3年前に来たときと様子が違う!
この道路沿いには、何にもなかったはずなのに、
違法建築丸出しのバラック小屋があるではないか!

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早朝5時。電球が景気良く点灯している。
これはなかなかデコレイティブですなあ。
(最近覚えた言葉。正確な意味は知りません)

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赤色、黄色、緑色を基調にしている。
これはアフリカのギニアの国旗と同じ色使いである。
センスの高いデザイナーじゃないと、簡単には手を出せない配色だ。

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バラック小屋の前の歩道を歩くと、
「青年よ銃を取るな」というメッセージがあった。
私も賛成である。

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歩道。
言っておきますが、ここは公道です。
それはさて置き、放置された看板の下から二番目の言葉、
「つかみ取 愛と恋」が、詩のフレーズみたいで素敵です。

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これがカスタムされた歩道(公道)の全景です。
歩道建築はダメだよと声をかける人は、いなかったのだろうか…。

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この不幸な歩道は、伊豆木銀座アーケードと命名されてしまったらしい。
しかし、ペンキの手書き文字って、なんでこうもパワーを持つのかしらん。
「温古知新」って誤字を差し込まれたりすると、なおのこと、パワーアップします。

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ギニアカラーがここでも採用されています。
書いてある言葉の意味をさぐることはやめにしました。

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アーケードの途中に、いこいといやしの園つちや「快楽園」の入口があります。
釣り堀センターのお魚一覧の看板に、
ドジゥーと書かれています。チェジウ(韓国の女優)みたいで、イイ塩梅です。

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銀座アーケードとバラック小屋の間には、火を用いて調理した形跡が。
楽しい宴が夜な夜な行われていたのだろうか…。

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さらにバラックの周囲をパトロールしていると、
ガソリンスタンドの立て看板が荒地に突き刺さっていた。

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さて、謎の牙城、バラック小屋です。恐る恐る近づいてみると…。
この小屋の正体は、オープン前の憩いと癒しのレストランでした。
憩いも癒しもレストランも、何一つピッタリきません。
そんなふうにして観察することに夢中になっていると…

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「なんか用かい?」と、背後から声がした。
振り返ると、
つちやあきら氏がいた。

●いこいといやしのレストランつちや
長野県飯田市
2008年9月(酒井)

2008年09月12日

まさにワンダー!別府ワンダーラクテンチ~前編~

『別府に行く』と言えば、温泉に行くという意味で解釈される今日。
おそらくその言葉を口にする人の9割はそういった意味で使っているのでしょう。
そういうわけで、今回、『別府に行く』と言って旅立った私は、その話をする人々に解釈の訂正をしなければなりませんでした。

温泉に行くのではなく、遊園地に行くのです、と。

別府ワンダーラクテンチは昭和4年に開園し、2009年に開園80周年を迎える遊園地です。

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別府ワンダーラクテンチは昭和4年に別府遊園という名称で開園、別府遊園㈱の経営でした。
昭和23年にケーブルラクテンチと名称変更、昭和29年から平成15年までは別府国際観光の経営でした。
別府遊園の創設者、山崎権市氏が兵庫県の摩耶ケーブルを見たとき、別府にも作りたいと思ったのがきっかけだそう。
ケーブルカーだけでは…ということで温泉と食事処を作ったのがラクテンチのはじまりです。


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経営不振から岡本製作所に経営権が譲渡され、平成16年からは別府ワンダーラクテンチとしてリニューアルされました。

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園内に入るにはケーブルカーに乗ります。
遊園地のアトラクションとしてのケーブルカーではなく、れっきとした鉄道なんです。
当然、時刻表もあるので、着いてすぐ入場というわけにはいきません。
下が「乙原駅」、上が「雲泉寺駅」。
ラクテンチのすぐ裏に住宅がたくさんあるため、雲泉寺駅から通学にケーブルカーを利用する小学生もいるそうです。(現在は少なくなっているみたいですが。)
今回乗ったのは「スター」号。
車両の名称は、開園時が「はと」と「つばめ」、その後、「ぱんだ」と「はくちょう」、リニューアル後に「スター」と「ライト」に変わっています。

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日本一傾斜が急なケーブルカーとして名を馳せています。
ラクテンチの正面ゲートから別府湾まで大きな道路が一直線に伸びていますが、これは山崎権市氏が開園に合わせてつくったもの。
当時としては、別府で一番大きな道路だったそう。
ケーブルカーにアクセスしやすいよう道路をつくるなんて…まず思い浮かばない。
黄色の「ライト」号とすれ違います。
「ライト」号の乗務員さんが手をふってくれました。
ケーブルカーやロープウェイ、船など、ちょっと特別な乗り物に乗っているときには手を振ってしまいますよね。

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操作室に特別に入れてもらえることに。
従業員さんに制動機はスイスのギゼライベルン式だということ、ブレーキの使い方、緊急時の対応などいろいろ教えていただきました。

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ケーブルカーを降りてまず目に入るものは、小回転するアームがついた二重観覧車です。
本日は曇り、開園まで雨が降っていました。
本来なら、青空に観覧車が映えるはずだったのですが…
フラワー大観覧車は経営者が岡本製作所に変わったときに設置されたもの。
宝塚ファミリーランドにあったワンダーホイール(豊永産業が製造)を岡本製作所が譲り受け、両側にあった回転アームを片側だけに改造したものです。

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すずらんの花を模したもので、二重回転する観覧車は日本でもここにしかありません。
球体に近い形のゴンドラは見ている分にはユニークですが、対面式ではなく円になる形で座る座席なので乗ると少し狭い気がします。
乗り降りの関係で回転のスピードが変化するので、ちょっとドキッとします。

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観覧車からの眺めは絶景!
遠くに別府タワーが見えます。
15分ほど別府の街を展望して、地上に戻ります。
園内には展望スペースもありますが、この観覧車から眺めを見ずにしては帰れない…。

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アームが水平になっているときはゴンドラに乗り込むことができないので、垂直になるまで待たなければなりません。
お客さんの管理が大変じゃないですか?と、思ったままのことを単刀直入に質問。
次々と周ってくるゴンドラにお客さんを乗せて降ろして…という一般的な観覧車とは違い、乗り降りはゴンドラが下側にきているときにしかできないですもんね。
だからコレでチェックしてるんだよ、とお客さんの乗ったゴンドラの番号にマグネットが付けられたホワイトボードを見せられました。
お客さんが多いときは把握するのが本当に大変、と係のオジサンは語っていました。
写真は次に紹介する「レインボー大吊橋」より撮影。

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園内を縦断する「レインボー大吊橋」は、100円を入れると通行できます。
自分以外に誰かが橋を歩くと揺れてびっくりしましたが、やはり、揺れるのが吊橋の醍醐味なのかもしれないですね。
中央線が区切ってあり一方通行なので、立ち止まって景色を眺めていると後ろから歩いてきた人が追い越せないという難点があります。
ケーブルカーの駅からパノラマ温泉に行くには、吊橋を使うのが近道。

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橋の入り口(温泉側)より。

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パノラマ温泉に向かいます。
一階が脱衣所と露天風呂、二階が展望風呂。
露天風呂よりも展望風呂のほうが眺めがよいです。
『ワンダーラクテンチ』の名前が入ったタオルが北ゲートにて100円で買えます。
タオルは持参していましたが、他のお客さんが持っているのを見て買いました。

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お風呂に入ってさっぱりしたところで、お昼ごはんです。
「ラクテンチカレー」というのを発見して、どんなものかと注文したら、いたって普通のカレーでした。
どのあたりがラクテンチなのか、聞くに聞けなかったです。
「ラクテンチ」らしさは分かりませんでしたが、至って普通の味で安心しました。

腹ごしらえを終えたところで、名物『あひる競争』に向かいます。

●別府ワンダーラクテンチ  http://www.wonder-rakutenchi.jp/
大分県別府市流川通り18丁目
2008年8月
(大畑)

※2008年11月末日をもって閉園いたしました。


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2008年09月09日

地図に載っていない村「気狂村」の住人に遭遇!

<前回より>
威勢よく怒鳴られたのだが、
私の姿を確認するなり、かわさきヒロタカ氏は、フツーに歓迎してくれた。
(気狂同胞の奇跡の会合)

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「なんだなんだ、オレについてあれこれ知りたいのかね?」
と、クリクリした瞳でたずねてくる、かわさきヒロタカ氏。
(気狂村の開拓者であり、唯一の住人)

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かわさきヒロタカ氏は、御年68歳(2008年5月現在)。
1997年8月に気狂村に入植した。

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「1996年3月31日オレは乞食になった。嫁と子供とは別れたよ」
と茨の人生を、これ以上になく簡潔に語るかわさき氏。
68年の間にいろいろあったに違いない。

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実際、彼の68年間の人生には、いろいろあったようだ。
<いろいろあった人生のひとコマ。左がかわさきさん>

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母が亡くなって、29歳で東京から鹿児島に戻ってきた。

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現在は気狂村で自給自足。
5年に1回ほど講演会をしている、という。
(5年に一度くらいのスパンであれば、
チケットを押し売りしても買ってくれる率が高い)らしい。
※ちなみにかわさき氏(阿呆堂孔西小屋)は、不定期の会報も発行している。

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こじき=生きること。どれだけ低い暮らしができるかを実践しているという。
表面上の贅沢を否定して、真の贅沢を追求しているのだろうか?

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大正解!
人生とはどれだけ贅沢な暮らしをするか。
物・金の贅沢はしない。表面上の贅沢はどうでもいいのだよ。
オレは本当の贅沢をしているんだよ、とのことです。

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なるほど~とうなずいてみるものの、
案内していただいた第四の小屋をのぞいてみると、
僕は、表面上の贅沢がほしい…と思ってしまいます。

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大正解!
スゴイ人はみんなキチガイ。歴史上の重要人物なんかもみんなキチガイ
(キチガイとは、人とは違う、人と違うことを恐れない、というような意味である)

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かわさきさんの知人、洋子さん専用の小屋。
洋子さんが村にやって来たとき、この部屋を使うという。
女性の部屋を覗き見る…という
甘酸っぱいスリルとは無縁の場所であった。

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なんと、木の上にも休息スペースが作られていた。
実際、ここでゴロンと横になったけど、イイ心地だった。

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大正解!
バカとは、間抜け。アホとは、間抜き、なのだ。

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言葉遊びというか、言葉の意味について
かわさきヒロタカさんから説明を受けるが、なかなか難しい。
(オレはキキョウムラ以下のアホなんだろうか…。まあいいや、
とりあえず写メでも撮って送信しとこ!)

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大正解!
まだ私はアホになりきれていない。
アホになるために本を読む。
…私の理解の範疇を超えたありがたいお言葉が続いた。

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「人生は、喜・楽・謝。愛ガト愛ガト」
B~Y、かわさきヒロタカ。


●気狂村のヌシ、かわさきヒロタカ氏
鹿児島県気狂村、阿呆堂小孔西小屋
2008年5月/酒井

2008年09月02日

地図に載っていない村「気狂村」は実存した!

気が狂う村と書いて、気狂村(キキョウムラ)。
まるで私たちの故郷のような村落が、鹿児島県に存在するという。

そんな、にわかに信じがたい話を2008年の春頃、
鳥子さんから教えてもらった。
「私は住人に会えなかったけどね」と彼女は言った。

鳥子さんは、名前は気狂村の住人っぽいけど、
気狂じゃない人なので、住人と遭遇できなかったのかもしれない。
(心優しい人だけがコロボックルを見つけられる…
そんな伝説と同じ法則のもので、
モノホンの気狂いだけが住人に会うことができる不思議村なのかも…)

僕なら行けるだろう。そんな予感とともに、
ゴールデンウィークに、故郷を探す旅に出ました。


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詳細な場所をおしえてもらっていたので、
すぐにたどりつけたよ。

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反対車線側を見てみると…
ソフトクリームかき氷、100%とび魚、の文字が…。
気狂村が近いことを、
このお店は、「100%とび魚」という気狂い言葉でお知らせしているのかもしれない。

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住居の間の小径を抜けると…
未舗装の道が続き、田畑があり、奥の方には森が広がる静かな土地が現れる。

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土器みたいな大きな壺に、おどろおどろしい文字で「気狂村」と書かれている。
土器なだけに、土器土器(ドキドキ)してくる。
(我ながら、なんてキキョウな発想なんだろう…)

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「ようこそ気狂村へ 全ての全て 大歓迎 愛ガト」
僕にしか見えない看板なのだろうか。
気狂の村が、僕を大歓迎してくれている…。

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村に入ると、「阿呆堂孔西小屋 愛ガト」の看板がある。
気狂いだけでなく、そのうえ阿呆まで集まるというのだろうか…。
それが、私ということなのだろうか。

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さらに原っぱをほっつき歩いていると…
ワルの定番、元祖・痛車とも言うべき、
文字を書き連ねた個性的な車が置いてある。
(※参照、愛知県瀬戸市のワルのオルタナ車)

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かわさきヒロタカさんの所有物だろうか。

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珍味一番。
言い当てて妙である。

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ワルの車に見とれていると、いつの間にか
家畜どもが私を取り囲み、
ワンワンコケコケ鳴きはじめた…。
すると、家畜を従えた桃太郎の如く、背後から人の声がする…

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こらーっ!
気狂村の村長であり唯一の住人である、
かわさきヒロタカ氏が怒鳴ってきた。
…続く。


●気狂村(キキョウムラ)
鹿児島県気狂村
2008年5月/酒井