地図に載っていない村「気狂村」は実存した!
気が狂う村と書いて、気狂村(キキョウムラ)。
まるで私たちの故郷のような村落が、鹿児島県に存在するという。
そんな、にわかに信じがたい話を2008年の春頃、
鳥子さんから教えてもらった。
「私は住人に会えなかったけどね」と彼女は言った。
鳥子さんは、名前は気狂村の住人っぽいけど、
気狂じゃない人なので、住人と遭遇できなかったのかもしれない。
(心優しい人だけがコロボックルを見つけられる…
そんな伝説と同じ法則のもので、
モノホンの気狂いだけが住人に会うことができる不思議村なのかも…)
僕なら行けるだろう。そんな予感とともに、
ゴールデンウィークに、故郷を探す旅に出ました。

詳細な場所をおしえてもらっていたので、
すぐにたどりつけたよ。

反対車線側を見てみると…
ソフトクリームかき氷、100%とび魚、の文字が…。
気狂村が近いことを、
このお店は、「100%とび魚」という気狂い言葉でお知らせしているのかもしれない。

住居の間の小径を抜けると…
未舗装の道が続き、田畑があり、奥の方には森が広がる静かな土地が現れる。

土器みたいな大きな壺に、おどろおどろしい文字で「気狂村」と書かれている。
土器なだけに、土器土器(ドキドキ)してくる。
(我ながら、なんてキキョウな発想なんだろう…)

「ようこそ気狂村へ 全ての全て 大歓迎 愛ガト」
僕にしか見えない看板なのだろうか。
気狂の村が、僕を大歓迎してくれている…。

村に入ると、「阿呆堂孔西小屋 愛ガト」の看板がある。
気狂いだけでなく、そのうえ阿呆まで集まるというのだろうか…。
それが、私ということなのだろうか。

さらに原っぱをほっつき歩いていると…
ワルの定番、元祖・痛車とも言うべき、
文字を書き連ねた個性的な車が置いてある。
(※参照、愛知県瀬戸市のワルのオルタナ車)

かわさきヒロタカさんの所有物だろうか。

珍味一番。
言い当てて妙である。

ワルの車に見とれていると、いつの間にか
家畜どもが私を取り囲み、
ワンワンコケコケ鳴きはじめた…。
すると、家畜を従えた桃太郎の如く、背後から人の声がする…
こらーっ!
気狂村の村長であり唯一の住人である、
かわさきヒロタカ氏が怒鳴ってきた。
…続く。
●気狂村(キキョウムラ)
鹿児島県気狂村
2008年5月/酒井

コメント
投稿者: Anonymous | 2008年09月04日 15:37
投稿者: ポンチKUZE | 2008年09月05日 00:11
投稿者: SEAヒロ | 2008年09月05日 01:04
投稿者: みっちゅん | 2008年09月05日 01:16
投稿者: モネ | 2008年09月05日 01:57
投稿者: Anonymous | 2008年09月08日 10:58
投稿者: INDIVISION酒井 | 2008年09月08日 11:25
投稿者: INDIVISION酒井 | 2008年09月08日 11:33
投稿者: INDIVISION酒井 | 2008年09月08日 11:53